今までのやり方は、どうやら間違っているらしい。
らしい…と言うのは、元文献にあたっていないからなのですけれど。
でも、直感的には、こちらの方が腑に落ちる。
これまで目撃してきた謎の現象を上手く説明できるような気がするし……至極、最もという気がする。
タンパク質の翻訳メカニズムから考えても納得できる点が多いような気がする。
ならば仕方がない
「人体実験」だ
…………ええっと………おしごとの話じゃなくって、筋トレの話です。
えっとですね、簡潔に申しますと、
100キロを1回持ち上げるのと、10キロを10回持ち上げるので、筋肥大に関しては効果は同じという話がありまして。
それとともに、筋肥大には、筋損傷は無関係っぽいだとか。
これに付随するいろいろな事柄を考え合わせますと、結構、いろんなことが納得できるんですよね。
例えば、アイソメトリックスで筋肥大が起こることとか、自重トレで筋肥大が起こることとか、ジムにいるめちゃくちゃなフォームでさして重くない重量でガッシャンガッシャンやってるにもかかわらず、比較的いい身体つきをしているじぃさんだとかが。
ここでポイントなのが、筋肥大に関してという具合に限定されているところなんですよね。
筋出力ということではないところ。
出せる力の大きさというのは、物理法則によって決まっていて、筋肉の断面積に比例するはず。
ですので、筋肥大しなければ筋出力の上昇はない。
けれども、筋肥大しただけでは、筋出力は上昇しないわけですな。
その筋出力を出すための神経系のトレーニングが必要というわけで。
なるほどと納得できることしきりです。
これまでのトレーニング方法によると、筋肥大と筋出力を上げることを同時にやろうとしていて、確かにそれじゃ「成長」に「壁」のようなものが出てくるわけですな。
すごく腑に落ちます。
なので、自分の身体を使って、「人体実験」をしてみるか…という感じで。
しかしまぁ、趣味も仕事も対して変わらないってな感じで、わらけてきますな。