ご無沙汰しております。みなさま。
さて、少し言い訳などをいろいろと書いておこうかと……。
えーーーーっと、何かこうして発信するためには、また、こうして何か文章をかくためには、それ相応のものを取り込まなければならないというのが、私の感覚なのでして…。
つまり、何かを読まなければ、あるいは、何かを見なければ、ここにこうして、何かを書くということができないわけでして…。
「じゃぁ、何も読んでなかったから書けなかったのか?」という質問がくると思いますが、読んでました。ええ、読んでましたよ。インプットは十分ですよ。
………しかし、あまりにも、変なものを入れてしまったようで……それで、消化不良を起こしてました。
本を読んで、切なくなるということは、私にとっては、非常によくあることであります。なんというか、説明できないところなんですが、今まで、誰にも言ったことがないのですが、妙なところで切なく感じる箇所があったりします。多分、私の感受性が異常なのだろうと思うのですが、生物の本能に基づく行動に端を発して、不幸が起こるなどということが非常に嫌いというか、切なく感じるというか………。うむむむ、説明できん。
いや、その話じゃなくて…。
読んでて、泣きまくったという本もありました。「四日間の奇跡」
ありゃ、泣いた泣いた。なんか、泣きのツボに入ったってやつで。
泣きすぎて、活字が見えなくなるほど、泣いた本は、あれが初めてでした。
でも、今回のは、違ったぞぉ。読んでて、というか、読み終わって、真剣に、「吐きそうになった」。
その本の影響で、なーーーーんも、書く気になれなかったんです。
多分、他の方には影響を与えないと思うのでタイトルを書いておくと、「クビシメロマンチスト」。西尾維新著。
シリーズものの表紙絵、中の挿絵にひかれて、内容のことを全く知らずに買ったシリーズものの2冊目。誰がシリーズ主人公なのか、何の話なのかすら知らずに読み始めた本で、ラノベ系のミステリーだった。人死にが出てようやく、あ、ミステリーなんだ、これ、と気付いた始末で……。その、シリーズ2冊目。
なんとなく、嫌な感じになってきたと思っていたら…最後の手紙の真実の内容が明かされるところで、吐き気、爆発。
……よくできた小説だと思いますよ。本当に。謎は、2冊目終了時でも山積み。主人公の「いーちゃん」は、どんな経歴の持ち主なのか、何が起こったのか、何者なのか、ぜんぜん、わからんまま。で、とっても読みやすいし、面白いと思う。
でも、私は、ダメ。
主人公「いーちゃん」が私の劣化コピーだと、いや、いーちゃんほど私は優秀ではないので、私が劣化コピーであると気がついてしまったため、私は、もう、読むことができなくなった。
…………………。
で、頭の中で消化不良を起こして、げんしけん8巻のこととか、時をかける少女再びのこととか、教授になった助教授との話のこととか、この業界復帰一周年のこととか、ヲタ芸のこととか、夏休みなしのこととか、いろーーーーーーんなことが文章にならないまま、放置されていましたとさ。
文章って、本当に、すごいですね。