創立者祭での渚と風子について
さて、今回の創立者祭において、
「学園祭では、あそこに立てるといいな」と言う朋也に
「はい」と答える渚。
そんな渚を見て、風子は、ちょっと目をうるませながら、ヒトデを差し出しました。
風子は、古河家に寝泊りしていますから、そんな描写はなかったですけれど、渚が演劇部を復活させたいと思っていることも聞いたことがあるのでしょう。
きっと、風子は渚が演劇部を復活させるのに動きたい気持ちを押し留めて、自分の手伝いをしてくれているということに改めて、気が付いたというところでしょうか。
原作では、この時点で渚は、演劇部の復活をすでに諦めていたわけです。なんと言っても原作では、創立者祭一本でしたから。原作では、黙ったまま、じっと舞台を見つめるというプロットがありましたが、それは、風子一本道のルートだからです。
ですから、京アニ版の、この後の一生懸命の風子を見て、渚が
「だって、あれだけ毎日、頑張ってるんですから。私、ふぅちゃんに教えられました。私も、ふぅちゃんを見習って、演劇部に参加してくれるひとを根気強く探します。そして学園祭には、ぜったいにみんなで参加します。」
という台詞は、アニメオリジナルになります。
なかなか、良いではないですか。今後の演劇部復活に情熱をかたむけることができるので。
さて、アニメオリジナルと言えば、3B&Eの「喫茶杏仁豆腐」です。いやぁ、杏のメイド服姿がかわいいことかわいいこと。で、「別な場所に置いてくる」は、原作では、男子トイレと校長室の2箇所だったのを一撃で終了させました………。誰がどうやって、着替えさせたのかは、謎のままですが…。で、風子も結構、ヒトデを配ることもでき、渚もウェイトレスの経験をつんで、この先、ウェイトレスをやることがあった場合の伏線にもなりますし…いいことづくめでした。
渚、かわいいよ渚
さて、今回の見せ場ですが、
「私たち、なんだか、ふぅちゃんのお父さんとお母さんみたいです。」と口にしてしまって、照れまくる渚でしょう。
いやぁ、もう、どんどん、攻め込んできますねぇ、渚。本音がぼろぼろと出まくり。
そして、それを聞いた後の朋也も、なんだか、照れてますし…。
いやぁ、良い。こうして、お互いの気持ちを徐々に積み上げていってるところなんてのが、本当に良い。
いつから好きになったのか、はっきりとしないような関係がよく描写される昨今のアニメにおきましては、非常に珍しく、本当に積み上げて行きますなぁ…。
さて、その後。
公子さんと話をしたとき、風子と約束していたという話を聞いて、目に涙をためた渚も、かわいいかわいい。
「ぎっど、よろごんでぐれまず…。」のところ。
いやぁ、可愛い可愛い。
しかし、よく泣くなぁ、渚。と思いましたが…
第3回で朋也が渚にかけた言葉は、「ひとりで泣いてるくらいだったら、俺を呼べよ」でしたし、その後、渚は、原作のように「でも、呼ばないように、できるだけがんばります」的な発言はしてませんから…、まぁ、頑張って、泣かないようにしなきゃならないということはなかったんですね。
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CLANNAD -クラナド- 第6回 「姉と妹の創立者祭」 その1
ちょっと、朋也の立場で風子の今回の話を考えてみた
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創立者祭プログラムを書き出してみた
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風子の夢(ヒトデ祭)について
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