ゼロの使い魔の二期がもうじき始まりますので、ちょっと、ラノベを全部、読んでみたので、ちょっと、感想などを…。
以下、致命的なネタバレは反転させてます。
てすと
さて、私、一応、本放送時にアニメ版を全部、観たのですが……。はぁ、こんなもんかと…。あの本放送時は、ねぇ…。だめだったんですよ。ハルヒショックの時期で。何観ても、評価が激ワルだった時期なんですよ。「時をかける少女」ですら、非常に厳しい評価でしたもの(のちに「時をかける少女」は二度目を観に行って、かなり、というか相当、評価があがりましたけど…)。
で、あらためて、ゼロの使い魔を読んでみると……。
不思議な小説でしたねぇ。というか、不思議な作者というか。書いていくうちに明らかに上手くなっていったというか。
アニメ化された1〜4巻あたりの感想は、「おお。おお。おお。あのアニメって、めっちゃ上手く作ったんやねぇ…」と思ってました。はい。
小説版のまずいところをアニメ版が非常に上手くフォローしてたと思ったんです。
ところが……巻が進むにつれて、どんどんどんどん、すべての状況が拡大していってですねぇ。
特に
アンリエッタだけでなく、タバサまで才人に惚れてしまうようになるとは。いやぁ、びっくりしたわ。というか、そうなるであろう必然的な感じで10巻が描かれていたのがねぇ。結構、感動しましたよ。
いや、本当にこの作者、上手くなっていったなぁと思いました。
で、虚無の発動あたりからの伏線の張り巡らし方は、すごいですねぇ。今後、どのようになっていくのかの想像ができませんよ。
さて、アニメ版との非常に大きな違いは、才人の性格でしょうか。
アニメ版は、どちらかというと「シャナ」の悠二っぽくなってるように思いました(中の人が同じだったんで、そう思ってしまうんでしょうけど)。小説版は、アニメに比べて、もっと軽薄というか、何も考えてないというか、それでいて、もっとかっこいいというか。かつ、11巻でのどんでん返しで、より一層、かこいい性格になったというべきか。
今回、二期で姉ちゃんたちが出てくるみたいなんですけど……話のすじって、この先どうすんでしょうね???
「シャナ」二期なみに心配なんですけど。
………どーなるんでしょうなぁ。
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