さて、今週号の君のいる町。
タイトルページ前。
先週号の復習から。
「ってゆーか青大さんって ホントに好きなんですかァ? 明日香さんのコト」
「‥‥え」
タイトル前ページのあおり「至近距離の大胆質問!ズバッ!グサッ!ドキッ!」ですと。
タイトルページ
アメを咥えた懍です。
あおり「平穏な暮らしに舞い降りた懍(キミ)は、天使(しろ)なの悪魔(くろ)なの!?」だそうで。
本誌あらすじ「懍と再会してからというもの、なんとなく懍につきまとわれている気がする青大です。」だそうで。
ということで、今週号の君のいる町のあらすじ&感想などを。
さて、懍。青大に詰め寄ります。
「だっておかしいじゃないですかァ あんなに姉さんのこと好きだったクセに」と。
青大、「オレはアイツにフラれたんやぞ? それなのにいつまでも引きずっとる方がよっぽどおかしいやないか」
「でも姉さん‥今 フリーですよ?」そんな懍の言葉に、浮かない顔をしたまま「‥‥は?だからなんじゃ‥」と答えます。
………なんと言いますか、ここの青大の浮かない表情がね…
と、昨晩、ここまで書いたところで、ばったりと書けなくなりました。
原因のようなものを考えてみましたところ、どうやら、私の中でこの話が作者に文句を言うレベルを越えてしまったみたいなんです、今回の話で。
別の言い方をしますと、お腹いっぱいになった。
とりあえず、あらすじの続きにいきます。
たまたま近くにいた明日香で妥協しただけじゃないのかと懍に言われた青大、一応、怒ります。
それで、売り言葉に買い言葉で翌日、懍とデートすることに。
デートの約束を取り付けた後、青大を見送った後の懍の台詞「やったァ 大成功―――
♡」
その夜。明日香と部屋でごろごろしながらまったりと過ごしている青大は、口で説明しても懍ちゃんには伝わらんじゃろな オレらにしかわからん こーゆー空気がええなんて と思うのでありました。
あおり「明日香をコケにされたら黙っておけない!デートで勝負だ!!」
さて
思ったことを。
「だっておかしいじゃないですか あんなに姉さんのこと好きだったクセに」という懍の台詞があるんですけれどね。そもそもこんな言葉を言う女がいること自体が私はおかしいと思うんですよね。
「男は別名で保存。女は上書き保存。」ってな名言があるくらいですから、この言葉の根本的な発想自体は男の発想だと思うんですね。私は女はこれをおかしいと思わないと思うんです。
そうか、じつは懍って、おとこだったんだああああああ。
‥‥な、わきゃねーし。
さて、何のために懍がこんなことを言って、青大をデートに誘いだしたのかが、まったく見えない。
約束の高田馬場駅に9時に行くと、柚希がそこにいた…的な展開も考えられないわけではない。でも、より一層、懍が柚希のために青大を誘い出す理由が見えない。
あと、あらかじめ青大と明日香がどんな付き合いをしているのかを見せずに、青大がキレて懍に言い返してから、まったりとした空気がいいとか言われても、後付けにしか見えないんですね。
今回、度々、青大の情けない表情が垣間見えたわけなんですが、その表情だけを見ると、明らかに柚希に対しての未練がたっぷりなわけだと思われるんです。
男としては、よくわかる。
ある意味、リアルだと思います。
そして、尊に対しての「何とも思わんかったんじゃ」という言葉も男友達に対しての嘘、見栄のようなものだと考えれば、納得できます。
しかし、その先に何が待っているのかと言いますと、最低な女と最低な男が付き合い始めるという未来しか見えないんですよね。
いや、それが間違いであってほしいと思います。
マンガであってもそんなもんを読みたいのかと尋ねられれば、読みたくないという答えをすぐさま返すことができます。
そういう意味で、お腹いっぱいになりました。ということで。
なんで、デートすることになったのか、よーわからんっす。いくらなんでもあの売り言葉に買い言葉はねーんじゃねーのか?と。
「明日香はオレの大事な彼女やし 一緒におるだけでホンマに楽しいって思えるんじゃ!」
「くっだらない そんなの私にだって簡単にできますよ」
「‥‥は?」
「明日香さんといる時より 青大さんを楽しませるコト」
なんかここの会話の根本的なズレで、私の心が折れたのかもしれません。。。。。
一応、まだ次回を楽しみにしている気持ちはありますので、次回も読みます。
この記事に対するコメント
ようやく読んだので、忘れない内に感想を書きたいと思います
今回の(も?)青大はバカですね。懍のくだらない挑発に乗ってデートですか。明日香という素晴らしい彼女がいるというのに…。
青大は明日香を悪く言われて怒ったのか、図星を突かれてカッとなったのか…。何かもう、いつ明日香に愛想尽かされてもおかしくない状態だと思います。
私個人の意見としては、最初は妥協だったとしても、現時点で愛情があれば非難される筋合いは無いように思います。ただ、過程が描かれていないので、明日香に対するそれはよく分かりません。
次回は凛とデートなんでしょうが、明日香がそれを知ったらどれほど傷付くか、心配でなりません。