丈・獅子丸の咆哮 (新館)

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CLANNAD 〜AFTER STORY〜 第12回 「突然の出来事」

CLANNAD 〜AFTER STORY〜 第12回 「突然の出来事」を観ましたので感想などを。



私が無条件に泣くエピソードが二つ集められた、私にとっての地獄回。



それは、自分の経験と重なるから。
このCLANNADってのは、どれだけ自分がものごとを経験してきたかで、受け取り方、感じ方が、てんでバラバラになると思うんですね。
しかしまぁ、渚の話がくるのは、予告、およびタイトルから想像がついたのですが、よりによって、今回、芳野の話とセットになってるというのは、予想だにできませんでした。


芳野の話

京アニ版は、原作と比べて、芳野の話への入り方が違ってます。意味あいが違ってます。

「大事なひとがいるなら、多少の苦労は乗り越えていけるものだ」という昔話の直前の芳野の言葉が、京アニ版での位置付けになっています。同じ話なのですが、どのくらい芳野にとって公子が大切なひとなのかを語る話として扱っています。

一方、原作では、芳野のCDを持っていた朋也が、たまたま、車中のラジオから芳野の曲が流れてきたので、この曲、そらで歌えるくらい聞きましたと芳野に告げたところから、芳野の昔話が始まります。流れ的には、自分の夢が、音楽から、公子へと変化したのだと語る話になってます。

ですから、スタンスが全く異なっているわけです。

さて、京アニ版では、芳野の話が中途半端なままのような気になってしまいます。このまま、終わらせるのでしょうか?


私は、多分、違うと思います。


地上波を観ているものとしましては、この少し先の展開まで知っているわけなんですが…この先の直近には、秋生のエピソード、早苗のエピソードが入れられていないように思うのです。渚が夢だと言える秋生、そして早苗です。公子が夢になった芳野ともども、そのまま、何も触れずにこのCLANNAD 〜AFTER STORY〜を終わらせるのでしょうか?それぞれの夢というものを持ち続けても、良いのではないか?その問いに対しての解答が用意されていてもいいんじゃないでしょうかと思うわけでして。

……原作では、もちろん、秋生、早苗、芳野に対する解答は用意されているわけなんで。

だからこそ、一旦あきらめた夢をもう一度掴むという話が、この先、まとめて描写されるんじゃないかなと思うんですね………それだけで、そう考えるだけで、私は泣けます。



夢を諦めて、ぼろぼろになって自分の育った町に帰ってきた芳野。
その芳野に「まだ、音楽は続けてる?諦めないで続けていれば、夢は叶うから。」と残酷な言葉をかける公子。
相当、残酷なんですよね。この言葉って。実は。
でも、プロになるかどうかなんて彼女には関係なく、音楽を楽しんでやっている芳野が、一番輝いているということを理解していたわけで。彼女にとっては、音楽をやっている彼が好きだったわけで。
だからこその、一見、残酷に聞こえるあの言葉を投げかけたんだと思います。
ある意味、プロでやっていた頃の芳野を否定したわけです。

あの言葉で、芳野は自縛から解放されたわけなんですよね。


渚の話

渚……。原作にあった前後の言葉がなくなってます。
が、私はこれはこれでアリだったと思うのです。

原作では、父親に会いに行くのに渚がついて行こうとするくだりでひと悶着あります。

渚「一緒に、朋也くんのお父さんに会いに行きます」
朋也「戻ってろ」
渚「どうしてですか。ついていってはダメですか」
朋也「駄目だ」
渚「今だけはわがまま言わせてください。とても大事なことですから」
朋也「俺にとっては、大事かもしれない けどな、おまえには関係ないだろ…」



「おまえには関係ないだろ」



なんちゅうことを言いやがるんでしょう。

ええっと。
現実に、この言葉は絶対に使ってはいけない言葉だと私は思っています。絶対にです。
自分がこころから手伝ってあげようとしている人物、そして自分が愛している人物の口から、この言葉が発せられたとき、はっきり言って、こころが砕け散ります。
そんな恐ろしい悪魔的な力を持つ言葉です。リアルで言われたこと、ありますか?
それはもう、本当に心が壊れるくらいの、心が砕け散るくらいの破壊力、そして、無意識の悪意、拒絶、信頼していないことのあらわれを示す言葉です。
と、かんなぎ第13話の感想記事の一節を再掲しましたが…。


しかしながら、この悪魔的な破壊力を持った言葉を前にしても、渚は踏みとどまります。

渚「それはそうかもしれないですけど… でも、わたしひとりは思っていたいです。わたしにも、大事なことだって… 朋也くんが、わたしに関係ないって、そう思っても… わたしだけは関係あって、それはとても大事なことだと…そう思いたいです」
朋也「…………勝手にしろ」


この「お前には関係ない」という言葉は、実際の破壊力を考えますと、やっぱり、無理があるんですよね。朋也がいくら、壊れかけていても。いや、確かに朋也が壊れかけているということを示すよい例になるとは、思うのですけれど。
ですから、ここを削るのはよしと。

それに付随して、後ろの部分、朋也が壁を殴った後の言葉もカットしたんだと思われるんです。


そんな暴言を吐くほど壊れかけていた朋也に対してだからこそ、渚が、

渚「邪魔してるんですっ 馬鹿なことしようとしてる、朋也くんの邪魔してるんですっ」
朋也「馬鹿じゃないっ…こうしないと収まらないんだよっ… やらせろっ」
渚「朋也くん、正気じゃないですっ」
朋也「正気だよっ、冷静だよっ、だからこうするしかないんだよっ」
渚「見てください、朋也くんっ わかりますか、朋也くん。渚です」
朋也「正気だって、言ってるだろ、馬鹿っ…」
渚「朋也くんの彼女の渚です」
朋也「んなこたぁ、わかってるっ…」
渚「朋也くんを大好きな渚です…」
朋也「ああ…」
渚「それで、朋也くんも大好きでいてくれてると信じてる渚です」
朋也「………」
渚「違いましたか… わたしの言ってること、間違ってましたか…」
朋也「いや… 合ってる… 俺も… 大好きだから…」
渚「なら、すがってください わたしは朋也くんのために今、ここにいるんです 他の誰のためでもないです 朋也くんのため、だけにです」

と、ここまで言わなければ、わからないのではないか。そんな風に私は、感じましたけど。

私には、あの朋也を制止する渚のあの真剣な表情だけで、十分に渚の気持ちは朋也に伝わったのだと思えるのです。



渚の強さ、朋也のモロさ

渚を支えていると思っていた朋也なわけですが、今回の親父の件で、意外なまでのモロさを露呈してしまった朋也。
ま、意外でもなんでもないわけですが…明らかに、親父との接触を避けていたわけですから。
Aパート冒頭、渚に言われても、朋也は父親へ連絡をとろうとしなかったわけです。
原作ですと、ここに相当する箇所で、一度、渚に無理やり父親のところへ連れていかれるわけでしたが、そこのところは、カット。うーん、尺の問題かなぁ???

そんなモロさを持つ朋也を、渚はしっかりと支えたわけです。
強い意志を持って、ただただ壁を殴ろうとする朋也を見事に抑えたわけです。












ちょっとだけ私のこと


もう、ぐすぐすでねぇ…だめっすよ。ホント。。。



そうですねぇ…私、昔、芳野と同じようなことになってしまって、そして、芳野にとっての公子さんに相当するようなひとに救われ、そしてその後、そのひとから例のあの言葉を言われたんですよねぇ。。。それで私の心が折れました。
だから、今回のこのエピソードの組み合わせは、本当に、もうね、私にとって、地獄なんですよねぇ。。。。

でも、ま、こんなことが書けるというのは、傷が治癒しているからこそなんですけどね。
それでなければ、本当にCLANNAD観れてないと思います。

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 ………………………。  (だばだばだばだばだばだばだばだばだば)  ………あー。  (ぼたぼたぼたぼたぼたぼたぼたぼたぼた...
Clannad After Story 第12回「突然の出来事」 | Old Dancer's BLOG | 2009/01/23 2:50 PM