丈・獅子丸の咆哮 (新館)

日常について、ゆるゆると語る。
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08年 週刊少年マガジン52号「君のいる町」第25話「ひとりぼっちで待ちぼうけ」を読んで…

さて、今週号のマガジンの君のいる町です。

1ページ目は、七海から「12時のバスで行こうと思っています」という、明日の予定のメールが来て、嬉しがる青大でした。
「市内まで2時間」というセリフがあるんですが……そんなに遠いの???
1ページ目、柱書のあおり。
「七海と買い物の約束をして、浮かれ青大。でも柚希が突然、用事ができて東京に帰ることになり、気になり青大。」
……なんか、リズム、悪くないですか?


タイトルページは

「急いでトランクに詰めたのは、

 着替えと、化粧品と、文庫本。

 そして、誰にも言えない”物語”――‥」

と、トランクを手にした憂鬱そうな柚希の立ち姿。

本誌あらすじ
「柚希がどうして東京に帰るのかは今のところ不明。」

だそうです。


では、今週号の君町のあらすじ&感想などを。
……あららららら、ほんと、予想の斜め上を行ってくれましたねぇ。ほんと、びっくりだ。こんな展開なんて、誰も予想できんわ。まったく。いよいよ、この作者の本領発揮といったところでしょうか……。涼風のときも、良い意味でも悪い意味でも予想、そして期待を裏切ってくれましたから。


バス車内です。
青大、難しい顔をしてます。
バスアナウンス、9時28分到着とアナウンスされています。。。。

……ということは、七海とは12時のバスと約束したのですから、横にいるのは七海ではないということを示しているんですが、最初読んだときは、スルーしてしまいました。表現技法としては、なかなか、面白いんですけれども、ある意味、一目で横にいるのが誰なのか、バレバレなので、ちょっと、インパクトに欠けると思いました。

青大の横にいたのは、柚希。
青大、広島駅まで見送りにいくことになってます。
葵ねーちゃんが言うには、柚希の祖父が亡くなったため葬儀があるとのこと。多分、青大に心配をかけたくなかったから、何も言わなかったのではないか。ああやって普通にしてみせているけれど、ほんとは辛いんじゃないのか。だから、アンタ、駅までついて行ってあげなさい。

バス車中、柚希と青大の会話。
大丈夫かと尋ねる青大に、わたしなら大丈夫。おじいさんと言ってもほとんど会ったことないからと答える柚希。
でも、ありがとねと言う柚希に、なんともなさそうだ、姉ちゃんの勘違いだと、思う青大。
一応、バス車中で七海に、用事が出来て先に行く。広島駅で待ち合わせでいい?というメールを入れる。
普段通りっぽい、柚希の態度に、「こんなことなら‥‥わざわざ来る必要もなかったな」と思う青大。

………しかしですねぇ、このやりとり中の最後の1コマだけなんですよねぇ。柚希の普段通りの表情って。ここまで、柚希の表情って、やっぱり、どこか変なんですよねぇ、思いっきり。憂鬱っぽいというか、沈みがちというか。
青大にひとこと。「気がつけっ!!!」

市内到着。
噴水を見てきゃいきゃいという柚希。
駅ビルのお好み焼きが食べたいと言い出す柚希。
いつも通りの表情の柚希を見て、青大、「‥‥コイツ ホンマに東京帰る気あるんか?」と思う。
駅にて。
お弁当〜お茶〜と騒ぐ柚希の荷物を持って、ホームに駆け上がる青大。
「ええから!!さっさと!!乗ってくれ!!
 もうあと1分で発車やないか!!」と叫ぶ青大に
「〜〜〜〜〜〜〜」と柚希。

「じゃあオレもう行くけェな 気ィつけて帰れよ!」と柚希に声を掛け、青大、ホームから離れます。
「はァい‥‥‥」と思いっきりブーたれた表情の柚希。

青大メール確認しますと、広島駅で2時ねという七海からのメールが着信。
「せっかくこれから神咲と買い物やゆう時に これ以上 世話やかせんなっつーの」と独り言。

ふと、「アイツ‥‥ちゃんと乗ったんじゃろうな‥‥」と振り返ってみると、ホームのベンチに、柚希発見。
慌てて、柚希に駆け寄る青大。
「あ‥青大くん!!なァに!?」と普段通りの表情の柚希。
「なァにじゃね―――!!お前さっきから何しょんじゃ!!バカタレか!!お前が乗らんと心配で帰れんじゃろォが!!」


「‥‥じゃあ乗らない 私も青大くんと一緒に帰る!東京なんか行かない!!」と柚希。


葬式くら行ってやらんと可哀想だろうがと言う青大に、柚希は
「別にお葬式が嫌なんじゃないけど‥」と、歯切れが悪そうに言う。

そして

「だって‥‥帰ったら きっと会っちゃうから‥‥」


「は‥‥?会うって誰に‥‥」と口にする青大。その時、発車ベルとともに「ドアが閉まります」のアナウンス。

「あ――もォわかったよ!! じゃあオレも一緒に行ったらァ!!」と青大、柚希の手をとり列車内へ駆け込む。


新幹線内。
「知らないからね‥‥こんなことして‥‥」
「‥‥うるせェ」
あ〜なにしとんじゃろ オレ‥‥こんなことして 神咲に何て言えばええんじゃろ‥‥
と悩む青大でした。

「ちょっと早く来すぎたかな‥」と何も知らない七海さんが、バス停に降り立ったところで今週号はお終い。

柱書のあおりは
「青大の世話焼き、発動!のぞみ号は、恋の望みを置いてきぼりにして、柚希の謎の核心へと向かいます。」



……東京へ、一緒に行くとは、誰も予想できんわ。。。。
ああ、七海さん、可哀そうな七海さん。。。。

まぁ、これまで見てきて青大というのは、基本的に世話焼きなんですよね。うんうん。その設定をこちらが考慮にいれていませんでした。柚希の弁当まで作る。きちんと送り迎えもこなす。葵ねーちゃんのために料理をがんがん作る。口ではめんどくせーだのと言いながらも、月の好きな七海兄との集団デートに参加する等々。
本当に世話焼きだわ。こんだけ、世話焼きならば、あそこまで帰るということに抵抗を示していた柚希のために、こんなことをしでかしても不思議ではない………かなぁ????

単なる世話焼き以上に、本当に口では七海七海と言いながらも、じわじわと柚希の存在が青大の中で大きくなっていってるのは事実なんでしょうなぁ。だからこその、今回の行動と言うべきなのか。

さて、柚希の秘密がひとつ明らかになりましたなぁ。
「誰かと会ってしまうのが嫌らしい。」と。
ごくごく普通の流れで考えると、父親の離婚、再婚でもあったのでしょうか。
「新しい母親と会いたくない」あたりが一般的なのかなぁ……と。
まぁ、東京まで、長いですよねぇ。広島からなら、5時間弱は、かかりますよねぇ。
いろんな話が、青大と柚希の間で、なされるのでしょうか???



ということで、来週、楽しみでございます。




私事なんですが、来週、出張でございまして、来週の「君のいる町」感想が書けるのがいつになるか、よくわかりません。いや、忙しいというわけではなく……基本的に、普段よりは暇を持て余してると思うんですが……いつ、マガジンが手に入るのかよくわかんないもので。木曜日夜になるやもしれません。ご了承ください。
| 丈・獅子丸 | 「君のいる町」 | permalink | comments(6) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

すみません。誤って前号欄に載せてしまいましたが、今号欄に同文でコメント載せさせていただきます。


私は、たった一日や二日の遅れくらい大丈夫ですよ(笑)

柚希は、青大の前で弱い自分をあまり見せたくないだけだというのに。まったく青大は鈍感すぎるよ〜


「だって…帰っちゃうと きっと会っちゃうから…」って、私には青大が七海に会っちゃうからって言っているようにきこえるんですけどね。


それにしても、まさかこんな展開が待ってるとは…。
何も知らずにずっと青大を待つ七海はどうなるのか!?
ますます来週が気になる〜!!


柚希の存在が大きくなるほど七海との関係が遠ざかりますねぇ。葵さんの言っていたように、ただこれが青大にとって良い選択であったということであればいいのですが…。
ドラいち | 2008/11/27 2:23 AM
青大まで東京に行くのは本当にサプライズでした。手を引いて乗り込ませるまではしても、まさか一緒に乗るなんて。ただの帰省じゃありません。東京では葬式です。身内に混ざって、身内でもない、しかも普段着の青大はそれは居た堪れない立場になるはずです。
せめて青大は東京まで、百歩譲って日帰りで帰りなさい!って感じですけどね。
東京に行ったとして、青大はどのような心境の変化が生じるでしょうか。柚希の過去はきっと複雑なのでしょう。青大は、それを知ることとなっても、ある種プライベートな時間を二人過ごしながら、青大の中で”好き”という感情が芽生えてくるかは疑問ですね。より気に置けない存在になる気はします。そこから、さまざまな事件、七海との三角関係を経ながら少しずつそのような感情に変化し、いつか意識することとなる気がします。

七海はせっかく頑張ってデート設定したのにね。ひとりぼっちでバスで帰る七海の落ち込む様が目に浮かびますわ・・。

ママキン | 2008/11/27 9:55 AM
>ドラいちさん

ということで、前のコメは削除っ〜。

>「だって…帰っちゃうと きっと会っちゃうから…」って、私には青大が七海に会っちゃうからって言っているようにきこえるんですけどね。

おおっ。その発想はなかったわ!

でも、こんな意味のことを柚希が言えるんでしたら、もっと話は単純になってたと思うんですよね。だって、柚希って、本気で青大と七海のことを応援してるっぽいじゃないですか。

でも本当に、七海が七海が七海が、不憫で不憫で(泣)。


>ママキンさん

柚希の家までは行けないというか、家に上がり込むことはできんでしょうね、普通。
ママキンさんのおっしゃるように、すぐに柚希との関係が進展するかと言いますと、やはり、そんなことはないような気がしてます。
それ以上に、ある意味、保守的な柚希が青大に正直にすべて話をするとは思えないところがあります。

でも本当に、七海が七海が七海が、不憫で不憫で不憫で(泣)。

ところで葵ねーさん発言って、本当にどうからんでくるんだろう・・・


では、またぁ
丈・獅子丸 | 2008/11/28 3:09 AM
ども。しばらく考えましたが、イマイチ考えが纏まりません。。。

ただ、ママキンさんも書かれているように葬式に出る線は無いと思ってます。こんな時に柚希の実家に行っても邪険に扱われるだけでしょうし。
さて、このままだと先日決死の思いで青大を連れ出すことに成功した七海とは普通なら終わってしまう筈なのですが。。。これではコミック3巻で完結してしまうので、何か秘策があるんでしょう。
・・ということで、やっぱり「新大阪で引き返す」に1票!
R-15 | 2008/11/30 6:57 PM
どうも。

実家には行かないと、思ってますよ、私も。
途中で引き返すという線よりかは、最後、東京まで行ってしまうかなと思うんですが。

じゃあ、東京へ行ってどうするのか?と言われますと、それも、困ってしまいます。

柚希の実家に行くこともできないし、柚希は土日で帰ると言ってましたから、一泊でしょうし。青大がどうするのかと言われれば。。。どーするんでしょうか???
ま、とりあえず次号ですね。


では〜〜。
丈・獅子丸 | 2008/12/02 9:14 PM
丈・獅子丸さんの今号の記事がお仕事で遅れているのでこの記事で・・。
東京にも実家にも結局行きましたね。日曜日が葬式?会った両親の雰囲気では式前の慌しさはありませんでしたけどねえ。現実的な話、喪主じゃなければ、参列するだけだし、そうなのかもしれませんね。ただ葬式の場面を次号以降で描くかどうか・・。
ただ、葵の部屋で青大の前に現れた、柚希姉さんを探している感じの女性。彼女が上京編のキーマンみたいですね。核心部分は両親ではなく、彼女との確執にあるのでしょうか。目が怖いです。
柚希は、青大と別れた後、もしかしたら失踪したのか?青大は夜行バスで帰れないですよきっと。
ママキン | 2008/12/04 9:49 PM
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