丈・獅子丸の咆哮 (新館)

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原作を読んだ後、BSジャパン版 かんなぎ 第一幕「神籬の娘」を見て

この第一幕に相当する部分の原作を読んだ状態で、BSジャパン版 かんなぎ 第一幕「神籬の娘」を見ましたので、思ったことを書いていきたいと思います。

どちらかと言いますと、地上波放送分とBS版との違いというよりは、原作を知らないまま見た感想か、原作を読んだ後に見た感想かという違いというスタンスになってます。

このエントリーを書いている時点で、私、地上波で第六幕まで見ております。できる限り、今後のネタには触れないように心掛けて書いておりますが、無意識で触れてしまっている場合があるかと思います。微塵もネタばれは許さないという方は、ご注意ください。


原作を絵コンテにしてるっ!!!

第一印象は、これ。
まさしく、これっ。
「原作を絵コンテにしてるっ!!!」でした。
大胆な構図だと思った90°回転させた「なんと……優れた人型じゃな…顕現しおった」のところも原作にあったそのままでした。
ほぼ全て、原作通りの構図。「罰当たり小僧がー」とか「なんでじゃああああ」のところとかもです。

いや、本当にきっちりと原作そのままの構図を再現してます。

こりゃ、原作のファンのひとは、本当に嬉しかっただろうなぁと正直、思いました。
元々、あまり動きの描写のない原作ですので、絵コンテの前の段階として、そのまま使用できるんじゃないのってな感じでしたので、その再現性は本当に異常なくらいだと思いました。

あと、台詞もほとんど、原作通りです。「なんた〜るちぃや〜」まで原作通りでした。


原作になかったところ

さて、じゃあ原作通りだったの?ということなんですけど、そうではありませんでした。
まず、アバンの空から神樹へ視点が、ぐわっと降りてくるところ。これは、ありませんでした。
そして、Bパート。基本的に原作には、ありません。つぐみの電話以外は、アニメオリジナルです。飯食って風呂入って寝るまでに関して、つまり、このひょんなことから女の子と一緒に生活することになった男の子のドキドキ描写は、すべてオリジナルでした。

それを知った上で、このBパートの描写を見ますと、今期のはやりの「突然現れた女の子と一緒に暮らし始める話」の中でも、「色々なことを意識しまくる仁の描写」というのはピカ一のものであったと思われます。初見で、そのことに気が付かなかったのが悔やまれるくらいです。

あと、アバンの仁が小さかったころの話の「つぐみ、びっくりさせてやろぉ」という台詞もアニメオリジナルでした。



原作から変えられているところ

で、かといってAパートとかは、台詞までそのままかと言いますと、そんなことはないわけです。
あからさまな「つぐみ」はずしに出てます(泣)。

今回、電話だけの登場だったつぐみですが、原作第一話では、つぐみは登場しています。
電話のエピソードの位置も変更されています。原作では、「ロリっ子キューティー」を見る直前につぐみからの電話がありましたが、アニメ版では夜に変更されております。

そして、原作ではつぐみは、神社で仁とナギの二人を目撃し、呆然とします。

「ま 待て、つぐみ お前。どこから見てた?」と同じく呆然としながら尋ねる仁に「あ 二人が魔法少女ごっこしてたあたりから」と呆然としながら答え、そして「ほ ほんとごめんね のぞいたりして」と言い残して走り去って行きます。

最後のナギの「何を泣いておる?」というセリフから、この時、走り去るつぐみを見て、仁が泣いていることが示されています。


つぐみの扱いについて

原作では、どちらかと言いますと、つぐみにナギといるところを見られたということで仁が泣いたとされていることから、なんと言いますか、仁にとってつぐみは、幼馴染以上恋愛対象未満的なニュアンスを私は感じました。
しかしながら、アニメ版では、その微妙な仁の心のひだを、きれいさっぱり拭い去ってます。
良い悪いということじゃなくって、そういう話の構成にしてきたんだなぁと思ってます。
このまま、話が進行していくと、仁が精神的、潜在的な二股状態になるのを避けるのが目的なのかなと思ったりもしました。

つまり、アニメ版では、つぐみからの想いを一方通行にしてきた…と。

そうすると幼いころの仁の台詞も、私の中では納得できました。
穢(原作では「蟲」と書いて「ケガレ」とルビがふってありますが…)を捕まえたときの仁の台詞、「つぐみ、びっくりさせてやろぉ」。
……この頃の仁は、女の子にいたずらをするようなタイプ。この年頃の男の子なんて、女の子にいたずらをするなんてのは、好きな女の子の気を引こうとする行為でしか、ありえません。つまり、アニメ版では、この頃は、仁はつぐみを意識していたというわけです。

一方、原作では、アニメ版とは逆に幼いころの仁が、つぐみをどう思っていたのかは示されていません。「みんなに見せて、びっくりさせてやろぉ」という台詞でした。そして、他の男の子と思われる友達が、遠くから仁に呼びかけ、ナギが消えるという展開でした。

私の中では、こんな風に原作と違った描写をされてしまいますと、アニメ版の今現在の仁は、逆につぐみのことをまったく恋愛対象として意識してないんじゃないのか…という風に感じてしまっています。

今回のアニメ版では、つぐみのことを深く考える暇もないまま、着替えを買いに走ったりして、ナギとのドキドキ初夜を迎えるわけです。
普通、ある程度の、なんらかの感情をつぐみに持っておりますと、この状況は、大なり小なり「困る」と思うのです。つぐみのことを、ほんの少しでも考えるではなく、本当に、ナギとの初めての夜をどう過ごせば良いのか…その気持ちしか、仁からは見えてきていないんですね。つまり、仁はつぐみのことを全く、何とも思っていない。そう結論できるわけです。


このようにつぐみという存在を恋愛対象からはずすことにより、仁の気持ちがぶれなくなるので、アニメでは仁とナギとの関係をしっかりと描いていくつもりなんじゃないのか…と思えるわけです。


…………つ ま り


アニメ版では、より一層、つぐみの「報われない感」が増したような……。


ああ……つぐみさんが、可哀想です。。。。。



………と、ここまで書いてみて、「つぐみの出番が少ないんじゃああああああ」と単純に叫べばよかったとちょっと後悔してますが……。なんだか、わけのわかんない文章ですみません。






あっ、ちなみに……毎回、この原作を読んだ後の感想をやっていくかどうかは、現時点では不明です。
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